4/12
春のこと


冬の間、
種をまくように
旅をするように

線や色を
白い紙におとしていました。








ていねいに
誠実に

ときどき、うーんとのびをして

流れる日々を思いながら。









今回
嬉しいとか
悲しいとか
言葉にならないものを
色や形でぎゅっと凝縮して

きらきらした宝石のかけらのような
絵を描けたらいいなぁと思いました。


もしよかったら
春のお散歩途中に
そっと寄っていただけると
とても嬉しいです*








2014.4.1(火)〜4.30(水)
定休日*4.9(水)4.16(水)


cafe doudou

横浜市神奈川区白楽100-11-103
045-433-6531
白楽駅西口から徒歩1分以内

(白楽駅は渋谷駅より約25分・横浜駅より約5分)


*地図には個人的に好きなお店(あけ/たてeimeku)も
書かせていただきました
。。*



koiemi(PECO)







3/16
化石

その公園には昔の蒸気機関車があり

こどもたちの格好の遊び場になっていた。


汽車の運転席の下には

かつてこの黒い塊を動かしていた

石炭が残ったままになっている。


ちいさな女の子は

その石炭の中から化石を探しているのだと言った。


その瞬間に

からだは、はるか昔の海の中を

漂っていた。


この住宅街の中にある

ささやかな公園にさえ

たくさんの物語が刻まれている。  


nose uryo









3/2
春の蕾


空を見上げると

青い空に紅色の蕾が

浮かんでいた


蕾の中からは

春の音がきこえた



nose uryo